美容

敗戦による美容室の変化

今では美容師になりたい人が通う「美容専門学校」の存在と言うのは当たり前になってきましたが、この専門学校にも歴史があります。諸説あるようですが、大正時代の初めに「女髪結」の中の師匠クラスの人たちが、初めて東京に「女子美髪学校」というのを設立した、と言われています。当時は「美顔術」「皮膚の生理と病理」「衛生管理」など少し医療知識よりの習得を目指していたようです。昭和に入って初めて「美容」という言葉が使われるようになり、「キレイにする事」を目的とする傾向が出てきたようですね。学校も「日本女子美容術学校」という名前の学校も設立されました。そして第二次世界大戦に敗れたことによって、アメリカ軍の統治を受けるようになった影響で、どんどん西洋の近代的なヘアスタイルや美容術が取り入れら得るようになった、と言われています。アメリカ軍兵士とのかかわりによって、床屋も近代的になってきたようです。つまり今の様な美容室の形になったのは、特に美容室に関しては戦後から、と言う事でしょうね。そこではまだ理容室、美容室の区別がはっきりしていましたが、現代の理美容室の特徴としては、まさにその理容と美容の区別があいまいになってきている、その必要性が薄れてきている、と言う事ではないでしょうか。どういうわけか日本人の「お客さん」という立場にある人たちは、お店の人に異常なまでに気を使う傾向があるように思われますよね。ちゃんと料金を支払っているのですから、それ以上何も気兼ねをする必要はなさそうなものです。それでも美容師が機嫌を損ねるのではないか、自分のせいで美容室の中の人間関係が悪くなるのではないか、などと思ってしまう物です。そういう事を考える人ほど、「美容室に行くのが面倒になる」と思ってくるようですね。そもそも指名制度、といっても、どうしても指名をしなくてはいけない、と言う事も有りません。いっそのこと毎回「指名はしない」と言っても良い訳です。もしも「この人が良い」と言う人がいるのであれば、本来ならば誰に気兼ねをすることなく指名すればよいわけです。指名を貰えない、外される、という美容師は、それが何が原因なのかを考えるきっかけになりますし、それこそが美容室全体のレベルアップにつながるはずですよね。おそらくオーナーさんや店長さんもそういう事を狙って指名制を取り入れているものと思われます。多くのお客さんが「美容室って疲れる」と思わなくても済む様な、そんな美容室と美容師、そしてお客さんの関係が築いて行けるようになるとよいと思いますよね。奈良 美容院